南米No, 1の音楽アーティスト、歌手、コンポーザーRoberto Carlos(ロベルト・カルロス)は、本名Roberto Carlos Braga(ロベルト・カルロス・ブラーガ)。 1941年4月19日にブラジルEspírito Santo(エスピリト・サントス)州のCachoeiro de Itapemirimという街に生まれます。 南米でアルバムの売上げが一番多い、大人気のアーティストなのですが、残念ながら日本にはその絶大なる人気 度は届いていないようですね。
そして、何とこのRoberto Carlos(ホベルト・カルロス)が、今年2009年に芸能生活50周年をお祝いしています。 彼のその人気度は、アルバムの売上げ枚数を聞いても納得 しますが、過去迄に1臆枚のアルバムを売り上げているようですよ。 ブラジル各地で既にこの50周年記念コンサートが行われているのですが、最初に開催さ れた場所は、生まれ故郷Espírito Santo(エスピリと・サントス)州のCachoeiro de Itapemirimで、彼の68歳のお誕生日を迎えた4月19日に行われました。
Roberto Carlos(ホベルト・カルロス)には、有名なReiというあだ名があります。
英語で言いますとThe King、日本語ですと王様ということになりますね。 MPB界(ブラジルポピュラー音楽界)の王様というのですから、こういった彼の人気、又アルバム売 上げ枚数など、彼の功績を見ますと王様といわれるだけの人だ、と納得せざるを得ないのですが。
そして、早速先週金曜日26日にテレビ、Rede Globo(グローボ社-TV局)で、彼の芸能生活50周年を記念したコンサート番組「ELAS CANTAM ROBERTO」が、数多くの女性歌手をゲストに迎え、サン・パウロの市立劇場で華やかに行われました。 ゲスト出演の女性人気歌手、Alcione(ア ルシオーネ)、Marina Lima(マリーナ・リマ)、Ivete Sangalo(イヴェッチ・サンガーロ)、 Nana Caymmi(ナナ・カイミ)、Ana Carolina(アナ・カロリーナ)、Zizi Possi(ジジ・ポッシ)、Luiza Possi(Zizi Possiの娘のルイザ・ポッシ)、Daniela Mercury(ダニエラ メルクリ)など、を迎え2時間半にもわたるライヴ番組で、お茶間のホベルト・カルロスファンを大いに喜ばせる夜となりました。
番組の中で、ホベルト・カルロスは、「ドラマ、ロマンス、情熱。50年間という過ぎた時間を錯覚を見ているかのように感じています。過去の全てを振り返っ ても、結果泣くか笑うか、全く解らずにここまで来ました。 そしてそんな泣いたり笑ったりした感情が、後になって詩となり、歌となり、今とても大切に思え るのは、そんな感情の中で自分自身が今日まで生きてきた、ということなのです。 今日のような素晴らしいステージが実現できるなんて、今までに想像したこ とがありませんでした。 今日、一緒に共演してくださった、全ての美しい女性、素晴らしいアーティストの方々が、私の歌を歌ってくれたなんて、私の人生の 中でこれ以上に感動的な幸せなステージはありません。」と感動的なメッセージを送っていました。
Rede Globo(グローボTV局)の発表によりますと、この日の収益金、TOTALにしてブラジル貨幣でR$ 326.872,14‐日本円に換算しますと約1千600万円が、AMÉRICAS AMIGASという、ブラジルとアメリカ合衆国との間のパートナーシップから生まれた協会に、乳がんの研究のために寄付されたようですよ。
流石、南米女性の憧れの的、Roberto Carlos(ホベルト・カルロス)は、やることが違います!
10 de junho de 2009
Roberto Carlos(ロベルト・カルロス)
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